そーせいグループ 業績

会社四季報とそーせいの業績予想

こんばんは。shiroshiroです。

今更かもしれませんが、会社四季報のお話をしたいと思います。

これを読んでいる皆様は、四季報をどれだけ重視されてますでしょうか?おそらく、相当に重視されている方もいれば、全く逆の方もいるのではないかと思っています。

そーせいではどう捉えるべきか考えつつ、これからの業績を考えていきましょう。

見出し
そーせいはどう書かれているか
・現金支出目標?昨年の公約は守られたの?
・今年、目標達成できる?

そーせいはどう書かれているか

会社四季報は、毎四半期に一回、3・6・9・12月に発売されます。今回の一般販売日は6月18日でした。

四季報は先取りから始まり、年間購読組は一般販売より先に到着するようになっています。バイオ企業に限らず、いろいろな企業を見渡すという点ではいい本ですね。

詳細はかけませんが、【田村社長の色】と銘打って、"研究開発費含め経費圧縮等で黒字化急ぐ姿を鮮明に"と書かれています。独特なキャッチフレーズですね。それ以外は出来事が書いてあるだけでした。

では、予想業績のほうはいちおう「↑↑大幅増額」と書かれています。来期売上65億円、営利-15億円が来期売上72億円、営利-10億円になった程度ですが。

田村CEO本人が黒字化を強く言っていますが、四季報は赤字予想ということでなかなかドライですね。あまり信じてもらえないということでしょうか?

現金支出目標?昨年の公約は守られたの?

そーせいでは業績予想を出す代わりに「現金支出」なるスライドを出しています。なかなかピンとこない所ですので、深掘りしましょう。

黒字化を意識してのことと思いますが、2018年12月期Q2時点で掲げられた見通しに対しては、

研究開発費:6,400~6,900百万円 → 5,187百万円 (○)
一般管理費:2,000~2,500百万円 → 1,611百万円 (○)

という形で期末に達成されました。二つの合計は6,798百万円です。

では、この6,798百万円がそーせいの経費全額でしょうか?答えはNOです。

前期2018年Q3(期末)の決算短信を見てみますと、下図のような書かれ方をしています。

はい。研究開発費にも販売費及び一般管理費にも、非現金費用というものが入っています。なかなか曲者です。

非現金費用は1,290百万円(197+1,093)で、中身は有形の減価償却費205百万円、無形の償却費665百万円、株式報酬費用420百万円とのことです。なかなか読みづらい数字ですね。

そして最終的な損益は下図の通りとなりました。5,978百万円の赤字です。

それでは、次に今期分へ移りましょう。

今年、目標達成できる?

今年の目標は2018年12月期末の決算説明会資料で掲げられており、

研究開発費:4,320~4,860百万円
(前年3四半期分実績:5,187百万円)
一般管理費:1,620~2,160百万円
(前年3四半期分実績:1,611百万円)

となっています。前年が3四半期で終わっている分を考えると、だいぶ圧縮しようとしているのが分かりますね。

では、2019年12月期Q1決算短信の現金支出実績を見てみましょう。

研究開発費の現金支出:936百万円
一般管理費の現金支出:557百万円

研究開発費は、枠の中に納まりそうですが、一般管理費は少し多いです。単純に4倍すると枠をはみ出ています。

前年同期比49百万円増の理由は、「全般的なコスト管理を強化した一方、当社株価上昇に伴い株式報酬費用に係る英国での社会保険料が増加したことによるものです。」だそうです。増えても困るし、減っても困るやつですね…

ちなみに、非現金費用は372百万円(88+284)で、有形の減価償却費103百万円、無形の償却費238百万円、株式報酬費用31百万円とのことです。

研究開発費1,024億円は前年同期比890百万円減ですが、これは「DLB患者を対象とした日本における前期第Ⅱ相試験(MATILDA)の自主的な中断に関するもの、及び自社開発プログラムへの投資を寄り焦点を絞って行ったことによるもの」だそうです。
(MATILDAという名前は公式にオープンされてましたっけ?)

そして、最終的な利益は、売上31億円、営利10億円となりました。単純に言えば費用は21億円ですね。

第1四半期の費用21億円を仮に4倍すると84億円になります。つまり黒字化するには最低でもそれだけ稼がないといけませんが、いま計算できる分だけではまだ届きません。

田村CEOはそれほど難しくないとおっしゃっていましたが、達成のためには大型契約が必要というのが現状です。

週明けから7月に入ります。勝負の下半期に入りそうです。

おわり

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