そーせいグループ 業績 特集

【特集】そーせいグループ、2019年第2四半期決算 総まとめ

こんにちは。shiroshiroです。

本日は特集記事の第2段です。

テーマはそーせい2019年第2四半期決算の総まとめ」

さすがにこれは早く出してしまった方が良いですので、QVM149特集から間をおかず、このタイミングで早々に集約してしまいます。

Q2決算で出した記事はこれまでに4本出しておりました

・事前予想

・決算短信回

・決算説明会資料回

・番外編

我ながらよく出したものです。

まさに"矢継ぎ早"という雰囲気で、立て続けに矢をばしばし放っているようでした。

 

【そーせい2019年第2四半期決算特集ページ 目次】
・①IR資料 リンク一覧
・②2019年Q2決算 業績数値
・③収益構造解体新書

・④説明会資料 計画+パイプライン進捗
・⑤M1(HTL0018318)の行方は
・⑥番外編
・⑦怪物そーせい、今期の最終売上予想は

トピックスの数が多いですが、致し方なしです。

注目する項目が多いですから、めげずにスタートしていきましょう。

 

①IR資料 リンク一覧

そーせいグループHPより公開されている各資料のリンク先を転記。

【決算短信】

2019.08.13 決算
2019年12月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4565/tdnet/1744982/00.pdf

 

【有価証券報告書】

2019.08.13 有報
2019年12月期 第2四半期報告書
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4565/yuho_pdf/S100GRVD/00.pdf

 

【ビジネスハイライト】

2019.08.13 適時開示
2019年12月期上期(1月-6月)ビジネスハイライトおよび連結業績について
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4565/tdnet/1744995/00.pdf

 

【決算説明会資料】

2019.08.14 お知らせ
2019年12月期 第2四半期(1月-6月)決算説明資料(4,031KB)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4565/announcement/51971/00.pdf

 

【決算説明会動画】

2019.08.14 お知らせ
2019年12月期第2四半期(1月-6月)決算説明会の模様をこちらからご視聴いただけます
http://www.c-hotline.net/Viewer/Default/SOSE0cf865f14ab22d8d06efb75b9cc3fc8a

 

②2019年Q2決算 業績数値

まずは一般的に目にする業績数値から。

【2019年Q2決算実績】

そーせいグループ2019年12月期 Q2決算
売上高:5,056百万円、営業利益:731百万円、当期利益:395百万円

【四半期別数値】

2019/6期 Q1 Q2 Q3 Q4 合算 前期末予想
売上 3,136 1,920 5,056 予想非開示
営利 1,061 -330 731
経利 929 -637 292
純利 1,018 -623 395

【Q2経常利益・純利益悪化の理由】

企業結合による条件付き対価に係る費用の戻し入れ"(利益)が出たものの、"為替差損益"が悪化したことによるもの

【シーブリ・ウルティブロ売上&ロイヤリティ】
※単位 百万ドル

シーブリ 1-3月 4-6月 7- 9月 10-12月 通年
2019年 31 34 - - -
2018年 38 39 34 37 148
2017年 36 36 37 42 151
ウルティブロ 1-3月 4-6月 7- 9月 10-12月 通年
2019年 104 112 - - -
2018年 106 116 110 122 454
2017年 91 99 101 120 411

【そーせいグループ ロイヤリティ】
※単位 百万円

ロイヤリティ収入 1-3月 4-6月 7- 9月 10-12月 通年
2019年 576 625 - - -
2018年 508 626 585 824 2543
2017年 - 586 690 777 -

※ロイヤリティ特集記事

※参照元

 

【独自予測との誤差】

決算発表前の予測値に対しての誤差は以下の通り。

少額の為に公表されない「未知少額マイル」(※ブログ内の造語)は、第2四半期ゼロ円

「(2)未知分」による収益は、研究開発受託:3.09億円と製品供給収入:0.70億円のみの3.79億円。

予想営業利益に対し、△1.1億円という結果に。

(1)確定分  :15.41億円(予想:14.9億円)
(2)未知分  :3.79億円(予想:4.9億円)
(3)費用   :22.5億円(予想:22億円以上)
※営利   :△3.3億円(予想:△2.2億円)

※予測記事

【どうなる?】そーせいグループ2019年Q2決算予想【決算直前】

こんにちは。shiroshiroです。 本日が8月12日(月)ですが、山の日の振替休日で東京市場はお休みです。 そして、翌8月13日(火)がそーせいの第2四半期決算となります。明日いきなり発表になるわ ...

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※答えあわせ記事

【答え合わせ】そーせいグループ2019年Q2決算発表

こんにちは。shiroshiroです。 そーせいグループのQ2決算が出てきました。早速、答えあわせといきましょう。 なお、今のところ突発ネタは無しという理解です。M1DLBについて、誤解を生みそうな表 ...

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③収益構造解体新書

売上高:5,056百万円に対して、その詳細は有価証券報告書に記載あり

※ 第1四半期分

※ 第2四半期単体 & 既知マイル分・ロイヤリティ除く

※ 第1四半期単体 & 既知マイル分・ロイヤリティ除く

【そーせいQ2収益構造】

そーせい Q2収益構造
・マイル:9.16億円 (Q1:16.20億円)
・未知少額マイル:0円 (Q1:4.52億円)
・ロイヤリティ:6.25億円 (Q1:5.76億円)
・研究開発受託:3.09億円 (Q1:4.23億円)
・製品供給収入:0.70億円 (Q1:0.65億円)
・費用:22.5億円 (Q1:20.7億円)

※参照元

 

【今期の達成売上】

本日までに発表されたマイルストン、および、第2四半期決算までで判明している売上の一覧は下表の通り。

2019 決算内容 IR マイル
Q1 売上:31.3億円
費用:20.7億円
営利:10.6億円
(ロイ:5.7億円)
(受託:4.2億円)
(販売:0.6億円)
2019.1.7 AZ社 AZD4635Ⅱ相入りマイル 15百万米ドル
Q2 売上:19.2億円
費用:22.5億円
営利:△3.3億円
(ロイ:6.2億円)
(受託:3.0億円)
(販売:0.7億円)
2019.5.14 Pfizer社 開発候補物質創出マイル
2019.5.24 Novartis社 QVM149欧州申請
2019.6.10 Pfizer社 2件目の候補物質創出マイル
3百万米ドル
2.5百万米ドル
3百万米ドル
Q3 2019.7.16 ジェネンテック社 共同研究提携 一時金
2019.7.18 Formosa社 アクティバスAPP13007 IND承認
2019.8.5 武田薬品 新規戦略提携
26百万米ドル
2.5百万米ドル
26百万米ドル
Q4 - -

 

売上高:5,056百万円とQ3決算分マイル54.5百万米ドルで、今期売上高100億円の突破確定。

期末最終予想は後述。

※参照元

 

④説明会資料 計画+パイプライン進捗

【2019年12月期業績見通し】

業績見通し:変更なし

見通し変更無しの理由については、⑧番外編参照。

【現パイプライン一覧】

前回との違い:「前臨床開発」でファイザー社の非開示化合物(Undisc.)が追加。

パイプライン本数:臨床8本、前臨床7本

 

※その他 サーモフィッシャー社のGracios電子顕微鏡をHeptaresで導入。

サーモフィッシャー社 Glacios Cryo-TEM(グラシオス 透過型クライオ電子顕微鏡)

 

Glaciosの費用は2億円ほどとのコメントあり。施設、オプション有り無しで多少の費用の前後は考えられる。

※参照元

 

⑤M1(HTL0018318)の行方は

M1の中断に対しては、各資料で記述あり。

以下ポイント。

・日本のDLB患者向けの第Ⅱ相臨床試験(NCT#03592862)はDROP
・新たな治験届を医療品医療機器総合機構(PMDA)へ、HTL0018318(あるいは別の新規M1作動薬候補)で再提出する。
・毒性所見は2019年末ごろお知らせする予定。
・新薬候補になり得る複数の化合物(HTL9936含む)を新たに創製(NEW)[

※決算説明会資料より

 

⑥番外編

「決算資料内に突然出現した、"non-GAAP"とは何か」

「決算資料はなぜ現金収支で語るのか」

「業績見通し変更なしとはどういう意味なのか」

 

以上の内容をテーマに番外編の記事を作成。

【non-GAAP(ノン・ギャープ)とは】

GAAP(ギャープ)
Generally Accepted Accounting Principles。
公正妥当と認められる会計原則。つまり、会計ルールに厳密にのっとった財務会計。
例:US-GAAP(米国会計基準)、日本版GAAP(企業会計原則)
・non-GAAP指標
(企業を分かりやすく説明するため)GAAP指標から一部を除外or追加した数値のこと。海外はnon-GAAP指標の記載が当然になってきている。
例:調整後1株当たり利益、調整後利益、調整後キャッシュフロー、EBITDA

要約:non-GAAPと言えば、GAAPから少し加工してできた会計数字。non-GAAP抜きで語れなくなってきている。

(参考PDF)

 

【なぜ現金収支で語るのか】

海外の場合、「限られた資本のなかでいかに多くの現金を生み出すか」が注目される。

non-GAAPで企業が評価されるため、減価償却費やのれんなど「実際に現金は伴わないけれど最終利益が変わるもの」というのは、除外される傾向にある。

 

【"業績見通し変更なし"の意味」

決算短信の「研究開発費」&「一般管理費」は、非現金支出の数字も含まれているので、単純にスライドに当てはめることができない。

日本式(非現金支出を開発費に含む)海外式(非現金支出が独立)のあいだの違いは下表のとおり。

日本式 Q2(百万円) 海外式 Q2(百万円)
売上収益 5,056 売上収益 5,056
売上原価 393 売上原価 393
研究開発費
(非現金支出含む)
2,038 研究開発費
(現金支出のみ)
1,862
販売費および一般管理費
(非現金支出含む)
1,910 販売費および一般管理費
(現金支出のみ)
1,239
非現金支出 847
その他費用・損失 715 その他費用・損失 715
四半期利益 395 四半期利益 395

※参考

以上の内容から、業績見通し変更なしとの発表される。

※参照元

 

⑦怪物そーせい、今期の最終売上予想は

今期売上予想:125億円以上

内訳:上半期売上(50億)+既知マイル分(58億)+Q3,Q4ロイ(12億?)+Q3,Q4受託・販売(5億?)

ただし、決算説明会動画の中では、「下期に更なるマイルストンの受け取りを予想」という発言がクリス・カーギル氏よりあり。

言葉通りであれば、さらなる上方修正の可能性あり。

 

※抜粋

質疑応答の2番目の質問(27:30~)。

Q.「今年度、まだ重要なマイルストンが発生すると予想していらっしゃいますか?」

A.「(クリス・カーギル)お答えはYESです。たしかに更なるマイルストンを既存提携先から受け取ることを予想しています。

ただし、マイルストンという性質を考えますと、実際のタイミングについていつになるかをお伝えすることはできません。」

 

※抜粋2

動画の14:00前後の発言。

「事業開発部門は、昨年末に発表した目標(下図)を上期ですべて達成。しかし、さらに目標を高く掲げて、追加の新規提携に日々挑戦しております」

提携はこれで終了ではないということが判明。

※参照元

 

【次回イベント】

2019.07.19 お知らせ
インベスターR&D Day」開催のご案内
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4565/announcement/51362/00.pdf

 

以上です。大変なボリュームになってしまいました。

ワンタッチで飛べるようなリンク設定が絶対に必要ですね。

いまは、まだその辺りに手が付けられておりませんので、ご容赦ください。

 

おわり

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