こんばんは。shiroshiroです。
本日は決算多数です。フォローしているだけでも7件ありました。来週が怖いです。
ラインナップは以下の通りになりました。
ラインナップ
・決算本格化!
カルナバイオ、ラクオリア、メディネット、新日本科学、OTS、メドレックス、ブライトパス
・テラ、終身保険の経理処理を間違える
・ブライトパス、半期売上100万円
指数関係
指数関連は以下の通りです。
・NYダウ:27,698ドル(+182ドル)
・ドル円:109.05-28円(AM6時前後)
・シカゴ日経平均先物:23,530円
・日経平均:23,391円(+61円)
・マザーズ:857.82pt(-15.99pt)
NY市場はまた高値更新です。
米中貿易問題について、「追加関税を段階的に撤廃することで合意した」と中国側が発表したことで、強気に動きました。
しかし、米国側は公式のコメント発表は無く、終盤は低調とのこと。
そんな中、マザーズが大きく落ちていますが、メルカリの失望決算が原因だったようです。
(株価-18%安)
バイオ株IRニュース
【前日夕方5時以降】
特になし
【開始前、取引中】
特になし
【取引後】
・カルナバイオサイエンス
「2019年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 」を掲載しました。
https://www.carnabio.com/output/irlibrary/610_ja.pdf
7-9月の期間は新株予約権の行使情報程度のモノしかなかったため、材料不足。
第2四半期は売上2,460百万円、営利1,451百万円。
これまで四半期ごと200百万円だった売上が、400百万円ほどに上昇している。
しかしながら四半期単体では営業赤字。累計黒字はギリアドとの提携による一時金の影響が大きい。(参考記事)
「2019年12月期第3四半期 決算説明資料」を掲載しました。
https://www.carnabio.com/output/irlibrary/611_ja.pdf
上記の要因は、創薬支援事業の好調が要因にある模様。米国、中国での販売好調が要因。
・ラクオリア創薬
2019年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
LINK
第2四半期時は、売上545百万円、営利△302百万円。
7-9月期はあすか製薬との提携。EAファーマからの一時金。Epigeneron社との提携。テゴプラザンインドネシア拡大による一時金の確定。
ジプラシドンの第3相失敗があり、マイルストン受領を逃している。
通期予想は、売上1,756百万円、営利△84百万円。
営業外収益の計上に関するお知らせ
LINK
外貨建て債券の受取利息として26百万円を計上。第3四半期分には8百万円を計上。
四半期報告書-第12期第3四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
LINK
・テラ
(訂正)営業外収益の計上に係る訂正について
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/21910/3c90156e/3078/43be/9a98/2ee0aa150b83/140120191108422949.pdf
9月13日のIRで取締役任期満了にともなう終身保険解約返戻金を営業外収益として17,708千円を計上しようとしていたが、監査によって、保険積立金20,952千円に対する返金ということで、営業外費用3,243千円に訂正。
つまり終身保険に2000万円払って、解約して1700万円受け取り、差し引き300万円の損だったということ。
単純なミスだが、なぜこのようなことが起こったのか非常に気になる。引き継ぎミス?
特別損失の計上に関するお知らせ
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/21910/026e3b05/0678/4aff/aca7/5c75de2c954a/140120191108422950.pdf
収益が見込めないとして、設備、ソフトウェア、器具等、合計17,690千円を減損損失。
通期予想への影響は無し。
(経過開示)連結子会社の株式譲渡に伴う特別損失について
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/21910/e2c39571/14b7/468f/a009/1d460010a7c4/140120191108422951.pdf
8月15日公表のIRで説明していた特別損失が確定。見込み額20,371千円は、18,621千円で確定。
・メディネット
2019年9月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2370/tdnet/1766971/00.pdf
業績予想(売上1,026百万円、営業利益△1,635百万円)と比較して、上振れで着地。
人員配置の最適化、研究活動の見直しによる投資費用減。
営業外収益、営業外費用及び特別利益の計上に関するお知らせ
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2370/tdnet/1766989/00.pdf
営業外収益+9百万円、営業外費用△7百万円、特別利益7百万円をそれぞれ計上。上記決算に反映済。
・新日本科学
2020年3月期 第2四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)
https://www.snbl.co.jp/cms/wp-content/uploads/2019/11/Release_20191108_1.pdf
第1四半期は、売上2,730百万円、営利273百万円。前臨床事業が好調。
豊富な受注残高、内部業務プロセスの見直しと経費節減により利益率が改善とのこと。
・オンコセラピー・サイエンス
2020年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
https://www.oncotherapy.co.jp/wp-content/uploads/2019/11/191108_02.pdf
第1四半期は、売上55百万円、営利△617百万円なので推移に特に変化なし。
8月15日に抗体医薬OTSA101の第1相臨床試験の開始を発表している。費用的な影響はまだ軽微か。
営業外収益、営業外費用、特別利益および特別損失の発生に関するお知らせ
https://www.oncotherapy.co.jp/wp-content/uploads/2019/11/191108_01.pdf
営業外収益+3百万円、営業外費用△4百万円、特別利益+136百万円、特別損失△173百万円。
・メドレックス
2019年12月期第3四半期決算短信[日本基準](連結)
http://pdf.irpocket.com/C4586/D5nz/kuWu/SaE3.pdf
第2四半期は売上28百万円、営利△877百万円。
7-9月の期間中、第一三共との共同開発中止、MRX-5LBTの臨床試験開始、CPN-101の第1b相治験成功によるマイルストン108百万円の受領が発生。
売上の上昇は、CPN-101のモノと考えられる。
しかし、それと同時に受領予定だったマイルストンの翌期、翌々期ずれ込み。それによる下方修正を発表していた。
・ブライトパスバイオ
2020年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
https://pdf.irpocket.com/C4594/D5nz/kuWu/X9VE.pdf
半期売上100万円。通期売上予想も400万円なので、費用を抑えない限り数字が改善しない。
7-9月の主なIRは、GRN-1201第Ⅰ相開始。売上に関わるものなし。
四半期報告書-第17期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
https://pdf.irpocket.com/C4594/D5nz/dIc4/Lf2S.pdf
【時刻不明】
・JCRファーマ
2020年3月期 第2四半期決算説明会(動画)
https://www.net-presentations.com/4552/20191106/
【コメント】
ペプチドリームは3.5%高と株価水準を戻してきました。
シンバイオ製薬は、昨日アナリストレポートを出していましたが、効果なく4.6%安。
第3相成功でジャンプアップしていましたが、発表前終値691円に対し、705円まで下がってきています。
リボミックの特許、リプロセルのタイ提携も特に材料視されず1~2%安でした。
なお、決算が出てきていますが、カルナバイオサイエンスは発表前から5%安と厳しい展開でした。
あとがき
決算発表が大量で、コメントを書くのも一苦労でした。
ただ、今まであまり見ていなかった部分も多かったですので、勉強になるところもあります。
とくにマイルストンの受領IRは相当数あるのですが、おそらく前四半期との差額を見るに1億円かそれ以下という雰囲気を感じます。
大半の額面は非公表なのですが、額面を類推できる経験値につながるといいですね。
さて、そんな中、Twitterのほうでは、そーせいの第3四半期の事前記事は出しませんっというお知らせとともに、
とある告知をさせて頂きました。
その代わり…決算後を目標に、そーせいの同人本(仮)を準備中です。
これは、そーせいの長期投資家を増やす目的で書くつもりで、今までそーせいに触れたことの無い人向けに、簡単に優位性を書くほかは、株初心者の生き抜き方、そーせいがいかに向いているかを書くつもりです。…できれば。 pic.twitter.com/HelsgOLHS7
— Shiroshiro (@Shiroshiro4565) November 8, 2019
「そーせいの同人誌」というのを少し作ってみたいと思います。
理由は、そーせいの長期投資家が増えてほしいという理由からです。
優位性のほか、メンタル・マインド面のお話し(長期投資用)を軸に、そーせいがいかに長期投資向けかという事柄を初心者向けに考えています。
あまり大したことを言える立場ではないですが、長期投資をするために自分の中で思うことを書いていきたいと思います。
価格は、世間一般の同人誌のような価格で…
どちらかと言えば、周知目的ですからね。
ということで、一部宣伝をはさませていただきました。
本日もありがとうございました。
おわり