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ラクオリア創薬、テゴプラザンの欧米ライセンスをCJヘルスケアと契約

こんにちは、shiroshiroです。

 

日記でも多少は紹介しておりますが、ラクオリアから注目のIRが出てきました。

2019.11.26 適時開示
CJヘルスケア株式会社との戦略的提携の拡大に関するお知らせ
LINK

2019.11.26 契約情報
当社とCJ社のグローバルパートナーシップ拡大に関する契約の調印式が行われました
LINK

CJヘルスケアは以前から協業関係にある重要なビジネスパートナーです。

どちらかと言えば、テゴプラザンの勉強用に取り上げたいと思います。

 

IR文のポイントは?

※ご注意
正直、筆者はラクオリアのことを奥の奥まで調べているわけではありませんので、後日修正が入るかもしれないことをご留意願います。

 

ひとまず今回のIR文について、気になる情報をピックアップしていきます。

筆者のほうでは以下のように判断。

 

IRのポイント

・テゴプラザンの北米・欧州における独占的な権利を、CJヘルスケアに供与。
・ラクオリア創薬は、契約一時金・マイルストン、ロイヤリティを受けとる権利を得る。
・金額、達成条件については非開示
・米国での開発は、2020年12月期中に再開予定。
・業績予想修正なし

テゴプラザンはこれまで世界各地で導出する契約を出していますが、注目を集めていた北米・欧州への導出をついに固めてきました。

ラクオリア株主の方には吉報とは言えるでしょう。

 

IR文を深く読んでみる

上で書きましたポイントについて、もう少し深く入っていきます。

1つ目は言葉の通りですので、2つ目からです。

 

【ラクオリアの対価】

正確に権利面を見ていきますと、

「独占的な開発・販売及び製造の再実施許諾権(サブライセンス権)付き独占的ライセンス供与

「その対価として、契約一時金のほか、進捗に応じたマイルストン、並びに販売後は販売額に応じたロイヤルティを受け取る権利を得ます」

とあります。

契約一時金は受領したと思いますが、青字の二つはまだ先の話になります。

 

そしてもう一つ。”サブライセンス権付き”と表現があります。

開発をCJヘルスケアが進めるとは思いますが、さらに第三者へ権利を供与すという含みが存在するでしょう。

サブライセンスは別に珍しいものではありませんので、もう一つ動きが今後あるかもしれません。

 

【金額について】

金額については残念ながら非開示です。

ラクオリアは基本的に非開示なことが多いですので、それを踏まえて考えていくしかありません。

短い時間軸で言えば、まずは契約一時金がどれほどなのかという事。

今期の決算は、ジプラシドンの影響でかなり難しいところにいますので、いろいろと情報が欲しいところです。

 

【開発のスケジュール】

開発に関しては、IR文内で米国について言及しています。

CJ社は当社のINDを引き継いで2020年12月期中にまず米国での開発を再開する予定です。」

一瞬条件反射で、"2020年12月?”と読み取ってしまいますが、”2020年中のどこか”という事でしょう。

タイミングは不明ですが、今後、米国での治験を目指してIND申請をして、治験が始めることと思われます。

※IND申請:新薬臨床試験開始届

 

まず一つ、米国での開発がスタートすることは重要です。

第1相で実質的には止まっていたものですので、ようやくこれで動き始めました。

このあたりは、次のパートで触れていきたいと思います。

 

【業績は?】

金額が非開示ということで、業績への影響は大変読みづらいと思われます。

今回のIR文でも、業績予想は変わらずということで、まず真っ先に

「今期の赤字をひっくりかえせるのか?」

ということが最大の注目点ですが、今のところは不明です。

そもそも、この内容は今期の見通しに入っているのかが分かりません。

 

いま気になっている事

最後のパートは、個人的に気になっていることを並べます。

テーマとしては、「今後のスケジュール」「業績」「国内はどうするのか」の三つ。

 

「今後のスケジュール」

いったん米国での開発に焦点を絞りますが、テゴプラザン米国1相のスケジュールは以下のようになっています。

・2010年6月11日 米国IND申請 ※IND申請:薬臨床試験開始届
・2010年7月9日   米FDAより臨床試験開始承認
・2010年7月20日 ラクオリアより8月開始IR
・2011年3月29日 ラクオリアより臨床試験成績IR
・2011年9月27日 治験総括報告書を米FDAに提出

こうして見るとIND承認は意外に早いです。

これまでクローズアップする機会がなかったのですが、1ヶ月足らずで承認まで行く模様。

昨日のIRでは、「米国での開発」が2020年期中という事なのですが、まずは次期治験のデザインにはそれなりの時間がかかると思います。

そういう意味では勝手知ったるCJヘルスケアが行うことは悪いことではない(かも)。

 

「業績」

次は業績です。といっても分からないことばかりなので、まともなことが出来ず。

直近の業績予想は、2019年9月6日にジプラシドンの件で出た以下の内容です。

では、直近の第3四半期決算の内容はと言うと以下の通り。

前提が全く分からないので、考えても仕方がない所です。

 

「国内はどうするのか」

最後は、お膝元である日本についてはどうなるのか。

韓国ではもう発売まで言っているテゴプラザンですが、日本国内の話は基本的に静かです。

パートナーを見つける必要があるのですが、そのよき相手は出てくるのでしょうか。

 

今回のパートナーシップの調印式の記事内では、

「日本についても当社とCJ社との協力関係を強めてまいる所存です。」

とありますが、日本でもCJ社と契約?今回と同じく、CJが開発してよそにサブライセンス?

 

IMG_20191126_1.jpg

 

ただ、つい先日のセミナーではあまり日本の大手製薬は消化器系に興味がないとの発言もあったようなので、なかなか難しそう。

 

 

さて、そろそろ終わりにしたいと思いますが、投稿する11時現在のラクオリアの株価は下落しています。

短期の売りがまとまって出ているからでしょうか。

ちなみに、セルソースあたりは昨日の幹細胞を販売する契約結んで11時現在ストップ高です。

セルソースは時価総額で200億ほど(ラクオリアは300億弱)あるのですが、幹細胞をどれだけ売れば時価総額30億UPをペイできるか…

株って難しいです。

 

おわり

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