資産を築くための「バイオ株」と「バブル相場」のあれこれを勝手につぶやく投資サイト

Shiroshiroの投資ノート

そーせいグループ 研究

そーせいの研究業績:2020年10~12月

そーせいグループ株式会社の研究発表についてまとめるページです。
そーせいの研究業績:2020年7~9月
そーせいの研究業績:2021年1~3月

10月

ペプチド探索のための効率的なアルゴリズム開発

2020.10.07 非IR 学会 #計算機科学
An efficient algorithm to find matched pairs of a peptide
邦題: ペプチドのマッチしたペアを見つけるための効率的なアルゴリズム
1st: Noel O'Boyle (SoseiHeptares)
2nd: Cheis de Graaf (Soseiheptares)
[学会]rdkitugm2020
Heptares:

アルゴリズム開発に関するライトニングトーク(4,5分のプレゼン)
・ペプチドは低分子と比較して、配列は長く、残基の違いも多岐にわたる
・候補ペプチドの各配列について、各残基がアスタリスクで置換された"HASH(ハッシュ)"を作成、シーケンスを照合する

Boyle氏はもとよりペプチドに関するアルゴリズム開発を研究されている方。
そーせいヘプタレスもかねてより、HELMなど構造が長く複雑で3D形状をしたものをいかに、PC内で2次元に置き換えるかを研究している。
有効なペプチドに共通する成分を見出す開発というのが個人的な理解。

 

A2A候補薬AZD4635 AstrazenecaとINCa(仏国立がん研究センター)の提携

2020.10.14 非IR #A2A #AZD4635
AstraZeneca annonce un partenariat avec l’INCa pour soutenir la recherche précoce et l’accès à l’innovation
邦題: AstraZenecaは、初期の研究とイノベーションへのアクセスをサポートするためにINCaとのパートナーシップを発表しました

INCa(仏国立がん研究センター)とアストラゼネカとの間での提携
・患者が革新的な分子の早期利用ができるようにするプロジェクトに応じる形でAZD4635含む9つの化合物で提携
まだ調査されていない適応症で、初期の学術試験を実施することが目的。免疫腫瘍学のAZD4635では血液学および小児腫瘍学も調査。

 

アデノシンA1受容体のPAMに関する研究

2020.10.14 非IR #論文 #A1
A Multisite Model of Allosterism for the Adenosine A1 Receptor
邦題: アデノシンA1受容体のアロステリズムのマルチサイトモデル
1st: Giuseppe Deganutti (Coventry University)
2nd: Kerry Barkan (Soseiheptares)
Last: Christopher A Reynolds (Coventry University)
[論文誌](preprint)
Heptares:

・アデノシンA1受容体に関する研究
・副作用を回避するには選択制を持つポジティブアロステリックモジュレーター(PAM)の開発が必要
・A1PAMはPartial AgonismとOrthosteric Antagonismが競合を起こしているという事で結合をシミュレートした

難しいと思うので無視でいいと思います。何が言いたいかというと、A1狙いの化合物を作っても、特定の一つのカギ穴に刺さるのではなく、複数のカギ穴に刺さりながら、効き目の調整をしているらしい。

 

 

11月

ケモカイン受容体4(CXCR4)の二量体化と密度・活性の関係性 ('21/6/11追加)

2020.11.04 非IR 論文 #CXCR4
Advanced fluorescence microscopy reveals disruption of dynamic CXCR4 dimerization by subpocket-specific inverse agonists
邦題: 高度な蛍光顕微鏡を用いた、サブポケット特異的インバースアゴニストによるCXCR4のダイナミックな二量体化の阻害を明らかにする
1st: Ali Işbilir (Max Delbrück Center for Molecular Medicine)
2nd: Jan Möller (Max Delbrück Center for Molecular Medicine)
Last: Martin J. Lohse (Max Delbrück Center for Molecular Medicine)
[学会誌]PNAS
Heptares: Chris de Graaf

ケモカイン受容体(CXCR4)の二量体化に関する研究論文
・CXCR4の二量体化・密度・活性の関係を調べ、そこに関連性があることが分かった。
・マイナーポケットにインバースアゴニストを結合させることで、CXCR4を標的とした戦略になりうる

CXCR4に関する基礎研究。挙動に関しての地道な調査内容。

 

12月

パーキンソン病におけるMacaque(サル)モデルでの代謝機能('21/6/26追加)

2020.12.15 非IR 論文 #M1
Gastrointestinal and metabolic function in the MPTP-treated macaque model of Parkinson's disease
邦題: パーキンソン病のMPTP処理Macaqueモデルにおける胃腸および代謝機能
1st: Anna Delamarre (Université de Bordeaux)
2nd: Cliona MacSweeney (Soseiheptares)
Last: Pradeep Erwan Bezard (Université de Bordeaux)
[学会誌]Heliyon
Heptares: Rie Suzuki, Alastair JH. Brown

パーキンソン病の実験モデルとなるMPTP処理したサルで消化や代謝に変化が出るかの調査
・パーキンソン病では腸管神経系の変化が報告されるが、胃腸に関する機能の変化は不明
・アカゲザル8匹を用い、運動症状や特定の非運動症状を示すが、消化器系ではPDに関連する症状はなかった

Macaqueはオナガザル科に含まれるサルのこと。カニクイザルもこの中に含まれる。

 

PAR2 オルトステリックとアロステリックメカニズムの解明('21/6/26追加)

2020.12.17 非IR 論文 #PAR2
Protease-activated receptor-2 ligands reveal orthosteric and allosteric mechanisms of receptor inhibition
邦題: プロテアーゼ活性化受容体2(PAR2)リガンドが明らかにする受容体阻害のオルソステリックおよびアロステリック機構
1st: Amanda J. Kennedy (MSD at the Francis Crick Institute)
2nd: Cliona MacSweeney (Astrazeneca)
Last: Niek Dekker (Astrazeneca) ※元Heptares
[学会誌]Communications Biology
Heptares: Rob Cooke

PAR2受容体に対する1つの新規アゴニストと2つの新規アンタゴニストに関する報告
・アンタゴニストのうちの一つは、オルソステリックな部位から離れたところにある調節可能な負のアロステリックモジュレーターだった
・どちらもin vivo(体内)で活性であり、ラットの急性足関節炎を抑制。PAR2を調節する薬剤の開発対象となりうる。

SoseiHeptaresにおいて、PAR2の候補化合物は多い。①AZ共同の小分子化合物AZ8838、②DNAライブラリ使用のAZ3451、③ペプチドリーム共同のペプチド化合物、④Morphosysとの抗体Fab3949、と多岐にわたる。本文中を見る限り、1つの新規アゴニストはAZ2429、2つの新規アンタゴニストはAZ8838とAZ3451という事で、アンタゴニストは両方Heptaresの化合物のよう。

 

M1候補薬HLT0018318 単剤投与試験結果

2020.12.22 非IR 論文 #M1
First‐in‐man study to investigate safety, pharmacokinetics and exploratory pharmacodynamics of HTL0018318, a novel M1‐receptor partial agonist for the treatment of Dementias
邦題: ヒトへの初調査となるHTL0018318の安全性、薬物動態、探索的薬力学の調査~認知症治療のための部分的M1作動薬
1st: Charlotte Bakker (SoseiHeptares)
2nd: Tim Tasker (Soseiheptares)
Last: Pradeep J. Nathan (Soseiheptares)
[学会誌]British Journal of Cinical Pharmacology
Heptares: Jan Liptrot, Alastair Brown, Miles Congreve, Malcom Weir, Fiona H. Marshall(※元CSO)

健康な若年成人、高齢者に対してのM1単剤投与試験
・薬物動態は1~35mgの投与量に比例して増加し、十分に特徴づけられた
・コリン作動性有害事象は多汗症。問題なく許容範囲

※結論としては、健康な人の体に狙い通り働いていて、目立った副作用もなし。アルツハイマーやその他認知症に対する開発をサポートするものになっている、と理解しています。PK(薬物動態)、PD(薬力学)の意味合いは、手前味噌なリンク参照(ぶん投げ)。※EXTREMEの項目参照

あと、認知機能に対する統計的に目立った効果はなかったが、影響度合いを調査するためにデザインされたものではないとの記述あり。そもそも認知症になった方に対してでないと効果のほどは分からず、健康な人相手に効果は測れないと思うので、2相の結果待ち。(個人的には)

2021.06.29追記 本文を確認
>>興味深いことに、特に高齢者において、記憶/実行機能(MMT)を含む特定の認知プロセスにおいて、いくつかの傾向レベルの改善(すなわち、効果量が0.4を超え、P値が0.2未満)が認められた。
これらのデータは全体的に興味深いものであり、励みになりますが、>>本研究はサンプル数が非常に少なく、多重度補正が行われていないことから、今後、健常者やアルツハイマー病患者を対象とした研究で、これらのシナプスおよび認知機能のバイオマーカーをさらに調査することを視野に入れて、これらの観察結果を記しておきます。

とのこと。

 

 

 

 

なぜそーせいがいいの!?理由は「note」で好評発売中!

-そーせいグループ, 研究

Copyright© Shiroshiroの投資ノート , 2021 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.